「真珠の首飾り」の模写

「真珠の首飾り」(フェルメール)の模写をしたのは、

小3時の女子Мです。

‘似せたい欲’ 満々の彼女は、これを描いてから、

気に入らないと言ってから

直ぐに2枚目にとりかかりました。

首がなんだかへんですが、まあまあ可愛い絵だな~

と思いませんか?

子供の絵っていう感じでワタシは気に入っています。

 

出来上がった2枚目は、少し本物に近くなったかも

しれませんが、これ程のパワーがない気がしました。

どうしても似せられない悲しさも漂っていました。

 

模写は、技術をつける方法の一つではありますが、

子供の絵はその子の思いが詰まっているモノが

魅力的に感じますね💖

「似せたいの~~~~!!」

「かわいかったの~~~!!」

こちらを見つめる眼が印象的だったようです。

 

おかあさんといっしょに彼女は、徳島の大塚美術館の

陶板画の複製画を見たそうです。

 

美術の刺激が一生の宝物になるといいですね。

絵を教える事について

絵を教える事については、

自由に描いていく事で、絵画は本来いいと思っていま

すので、教えるというよりも教室では一緒にお絵描きして

楽しむことが出来ればいいかなと思っています。

 

しかしながら、つい口を出してしまう

こともあります。

 

つまずきがある子供、「どういう風に色を塗ったら

いいかわからん」という子供には、こんなやり方があるよ

的な感じで言います。

考え込む子供は多い気がします。

 

想像力を使ってドンドン描けるといいけど、

型を描く子も多いです(○にてんてん3個で顔とか、

チューリップは🌷こういう形)など。

 

創造力を使って生きていけたら、どんなにか

楽しい人生になるかな~と思っています。

世界と自然と一体になって。

 

型しか描けないということは、型にはまった

創造しかできない・・ということですよね。

 

人間が作ったモノや型に押し込められない

で、自由に生きられたら素敵ですね(^^☆

創造力を伸ばせるお手伝いが出来たらたらいい

な・・と思っています。

 

と言いつつ、こーんな方法も人が考えたものかも

知れませんね・・「点描」「グラデーション」

をやってみました。(小4男子といっしょに)

こんな落書きをしてみて、描く事に

ちょっと自信がついたみたいです。

今の今の今の中で生きること

人間生きていると、いろいろな悩みがわいてきますが、

それを吹き飛ばそうとか忘れようとかしても、余計に

悩みが襲ってくる・・・そんな時は、お絵かきをおすすめしています。

今の今の今の中で生きる技の一つです。

 

何かを見て描くでもいいし、

頭の中のイメージを紙に描くでもいいのですが、

この線、この色・・違う!もうちょっと薄くとか、

こだわりだしたら、不思議不思議。もう、さっきまでの悩みが

どこかへ。。。

 

今、色を吟味している!そのことだけに集中している

ので、他は空っぽになります。

 

今の今の今が続いていくと、その先で、

作品が描きあがった時の爽快感を味わうことになります。

〃:。*:”・。☆・:。*:”・。

ただし、この空っぽな感じで日常生活に入ると、山下由来乃って

ちょっとぬけてる?みたいになっているみたいなので、

切り替えの方はお任せします(^^☆

 

ユキーノアート教室の風景写真は、

Kのおえかきの様子です。無心っぽいです。

 

 

 

 

 

音楽の演奏中に音譜を追ったり、ダンスで振り付けを

意識している時も、今の今の今の中にいるのかな~?(’ ’ ?

 

他にもいろいろありそうですね・・・☆・☆・☆・☆・☆

 

 

 

小3男子 赤富士を描く

小3男子 赤富士を描く

 

アート教室で「赤富士を描きたい!」のリクエストにお答えしました。

 

なんでも彼は、寝台特急で東京へ行った時に富士山を見たとかで、

、、で、何だかそれは縁起がいいということもお母さんから聞いて

知っていたようです。

ほほ~(^^♪縁起物はワタシも大好きなので、

「じゃあ、西側にかけようね描いた絵を・・」とか言いながら、

簡単に位置を決めていきました。

 

「赤いグラデーションやってみる?」と聞くと、「やる!」とのことで、

「練習しないとね~と言いつつ」、赤い絵の具を筆でうすめていくやり方を

真似してもらいました。(あんまり段階になっていないけど まぁだんだんに^^)

あとは、金の雲を描きたしたり、「雪がある!」と尾根に雪を描いたりしました。

真っ赤な太陽もプラス。

思った感じに描けたようです。

 

お店をしているお父さんにプレゼントすることになりました。

お店が益々 繫盛しますように☆

 

7月27日の水彩ワークの様子

7月27日の水彩ワークは、こんな感じになりました。

 

大きな水彩紙に、4人で描きました。

 

条件は、’始めに黄色を使うこと’

小5の女子が、「楽しい楽しい!!」と言いながら、沢山の黄色を

ぬりました。

思いのほか没頭して、それぞれに集中していました。

 

「絵の具なんか小学校の時以来触っていない」という

主婦のAも、独自の世界を描かれていました。

 

思うに、色は人を引っ張る力を持っていて、イメージ力を

与えてくれるようです。

参加者Hが、「小さい紙に描くことは癒しになって、大きい紙だと

大胆になれる」と話してくれました。

 

楽しいことに夢中になっている間は、時が止まる

(歳をとらない)・・と言いますが、

まさに、あっという間の90分でした。

1秒ぶんしか歳取っていないような(^^☆

 

今回は、水彩紙を提供して下さった方がいて、吸い込み抜群の

気持ちいい体験が叶いました。(感謝しています)

画用紙だと、いろんなのがありますが、

吸込み?のものもありますね。

いろいろな紙を使ってみると楽しいですね(^^☆

 

 

 

 

 

ユキーノアート教室展2024

ユキーノアート教室展2024

7月1日~31日(日曜休館)

場所は香川県坂出市川津町2829-2

フケプロダクト内1F(ギャラリーFUKE)です。

 

今一番、自分の興味があるものは?

と聞いてみると、最初はみんな困った顔をしますが、

むつかしく考えないで、おしゃべりしているうちに、

どんどんテーマが出てきました。

動物、買っている犬。。花、、知らない植物に出会った話など、

みんな心の引き出しに宝物がたくさん詰まっていました。

その中から1つ選んで描いてみると、それは特別な現実の

扉になって、次の興味の引き出しへと導いてくれる気がしています。

 

描くことは、思いを現実にしていくこと。

はっきりさせていくこと。

山下由来乃のイメージですが(^^

 

気分転換を兼ねて、ぜひ、お立ち寄りくださいね(^^☆

 

7月27日(土)の2時~3時30分、水彩ワークを同会場2Fでします。

1300円 道具お持ちの方は1000円。お申し込みは、コメント欄から

よろしくお願いいたします。表には出ません。

 

ユキーノアート教室展in FUKE202407

ギャラリーFUKE山下由来乃展

ギャラリーFUKEでの山下由来乃展も、終盤になりました。

2023年11月、作品展示中に学んだ事があります。

感想ノートにどの作品が印象に残ったかを書いていただいたり、

直接 伺ったのですが、「城山 龍雲」という作品が一番人気で、

日本人の龍好き?について、考えてみました。

 

坂出市川津町の城山から郷士山によく現れる雲は、多分下にある奥池

からの水蒸気も関係していそうですが、

うねうね もくもくと山すそを動いて行くので、本当に龍のようです。

で、山の多い日本の地形からすると、こういう光景は、昔からよく見られたのでは?

龍雲=龍は、想像しやすいのです。

このように、日本人にとって身近で親しみやすい存在の龍は、多くの昔話や

画家の手によってますます親しまれていったのでは?

 

ところで、男性の方は山下由来乃が描く龍は可愛すぎると言われます。

威厳が欲しい!目が違う!と言っていただきました。

女性はそういう所が可愛いとのことでした。

感受性が男女でだいぶ違うということにも気が付けました。

 

コロナ禍や、家族の病気を経て、3年ぶりに個展を開くことができ、

こうしてブログやSNS、実際に見て下さった皆様のおかげで、

また、前に進む気力がわいてきました。

感謝しております。

 

愛のある空間つくりを 絵でしていけたらいいです。

 

今回、ギャラリーFUKEの空間で、どんなことを感じました。

関わってくださった方、こちらを見てくださった方、

本当にありがとうございました💖

龍があなたに 幸せを運んできますように✨。;☆・✨:、:。*:”・。

リアル 山下由来乃展2023

リアル山下由来乃展 2023 開催中

11月1日~30日 香川県坂出市川津町2829-2

ギャラリーFUKE 10時~5時(日曜定休)

0877-44-3400

テーマ <小さな幸せ ・>

 

・は、お絵かきの始まりの点とも言えるし、人の細胞の一個一個

でもあるし、もっと小さい電子や陽子や、量子のツブツブともいえます。

組み合わさって、幸せの形を作っている

と、考えてみました。

助け合いの世界。体の中でもツブツブが

繋がって、助け合っているから大丈夫。

そういうシリーズが 今一番気になります。

免疫力アップを信じて、お体ご自愛下さいね!!

FIBA Wカップ2023、日本選手パリ5輪決定

FIBA Wカップ2023 日本選手パリ5輪決定

とうとうやりました

48年ぶりの快挙。

渡邊選手が守りに徹していて、シュートが入らなかったことは

少し残念ですが、改めてバスケはチーム戦だなぁ~と感じました。

それと、ホーキンソン選手が40分間コートに出ずっぱりで活躍していたのも

印象的でした。アメリカ人の彼が(日本国籍も取得)いなかったら、

今回の勝利はどうなっていたのかな?とも思いました。

 

小回りの利く、河本、富樫選手。

「針の穴を縫うように動く」という比喩が解説者の口から

飛んでいましたが。。「自分が中学の頃に鬼のような顧問から

要求されていたのは、こういうことだったんだな~」と

思い出していました。2m20㎝の選手相手に1m75㎝(45㎝差)

ひるまずにオフェンス。河本選手がコートの端から端に一人でボールを運んで

シュートを決めるシーンもありました。

 

バスケは背格好だけじゃないんだな。。という反省もわいてきました。

ワタシ、背が伸びたくてバスケ部に入ったのですが、背が高い子と、

すばしっこい子が1軍。両方の資質が無くて2軍止まりの3年間を過ごして、

県大会(愛知)の時は、全員が試合に出してもらえたので、つらかったけど

いい思い出にはなりました。(背は155.5cmで止まり、背丈がないと

バスケはフリだからと、高校ではバスケはしませんでした。

。。言い訳でしたね)

 

人って、シュートが決まると、スカッとするんですよね

改めて感じました。

ここ2年程、家族の介護っぽいことをしていたり、

もう1人の家族も病院通い。

気付かないうちに疲れがたまっていた感じが、

今回のWカップの試合で、日本選手のシュートが決まるたびにスカッと

していました。

感謝、感謝です(^^)

 

これを機に、日本自体が復活するといいな~と思えてきました。

‘失われた30年’も、逆転シュートの連発で💖

バスケも48年ぶりに日の目を見られたことですし。

祝、日本バスケットボール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

渡邊選手の長い手のように、

これを読んで下さった貴方が、手を伸ばして

チャンスをつかめますように☆・:*、☆・:*、☆

 

迷路を作りました

「迷路を作りたい」に答えて、s(7歳)と迷路を作りました

 

ユキーノアート教室は予約制で、1対1でお絵かきすることが多いのですが、

慣れてくると「描きたいものある?」と聞いています。

ある日、7歳の男子Sが、「迷路が描きたい!」

と言ったので、「じゃあ、ちょっと下描きしてみようか」と紙を

渡すと、「う~~~ん・・どうやって描くんだろう?」・・・と、

悩んでいました。

 

描きたい気持ちがあるのはひしひしと伝わってくるのですが、

いざ描くとなると、どう描いていいかわからない。。というのは、

子供にはよくあることですよね。

 

「じゃあ、こうしてみる?」と、助け舟を出しました。

(お手本をちょっと描いて、こんなのでいい?)と聞くと、Sは「うん!」と言って、

採用となりました。

そして、お手本ぽいものをまねていきました。

 

描き始めると、アイデアはどんどんでてきて、道の角に蜘蛛の巣、

オバケ、橋、など描いていきました。

 

 

 

 

 

 

 

Sは、細かい部分の筆づかいがとっても上手です。

お習字を習っているそうで、指先まで神経がゆきとどいていました。

たいがいの低学年の子供は、筆の上の方を持って、ざっくりと色を塗ります。

塗り方があらくても、生き生きと描けていれば大丈夫!と、

ワタシは思っているのですが、はみ出ることを気にする子供も

いるので、そういう時は、時間をかけて丁寧にという方向に

切り替えます。

 

仕上がりはこんな風になりました。(^^☆☆

sは、とっても満足したようです。

この‘‘満足感’’こそが、

お絵かきの成果だと思っています。

上手に写実的に!!を求める

親御さんには何度もお伝えしてきました。

 

沢山沢山、描くことを重ねると、

なんだか自信がついてきます。(表現=アウトプット

=確かめる行為)・・・ということなのでしょうね(^^

頭に浮かんだことを表出することが出来た喜びで、子供は元気になります。

 

肯定的な態度の素敵な人に成長しますように!!

と、生徒さんたちに願うばかりです。

(そして、すべての子供達が、自由にお絵かきできる環境がありますように💖)