自然とエコロジーの違いについて、最近考えたのは、友人と話していて
「自然が好き!」というワタシに「エコロジストと同じ?」と聞かれて返せなかったから。
ヒントになったのは、南方熊楠で、彼は、和歌山の森にこもって粘菌の研究に2年を費やし、
世界的な評価を得た。微細な感性をフルに使って生き物との対話ができるような才がある。
彼が言うには、日本人の自然観は、人と動物と、植物、鉱物が絡み合って一体感を持っている。
。。。と。(参考図書ー南方マンダラ。河出書房、中沢新一責任編集)
だから、岩に神が宿っていたり、山を信仰したりするんだな~・・・。(_ _)
その自然崇拝的な日本人の感性とはズレるのが、エコロジーという言葉。これは舶来品。
「人間が、自然を壊しているから食い止めないと!」とか、「co2を規制しないと!」とか、
人目線の考え方らしい。
これからは、「日本人の自然観がすき!」と言い直すことにします。(^^)☆
’‘八百万の神‘’を信じる日本人は、自然のもの一つ一つに神を感じたりもする。
なので、八百屋さんならぬ‘‘八百万(やおろず)の神様’’なんですね(^^★
人目を気にしたり(人も自然の一部なので、神の一員ですね)、
「オテントウサマは、見ている!」
と言って悪さをいましめたりもしてきました。。太陽との暮らしの一体感もある。
それが、日本人らしいと感じるのは、わたしがおばあちゃん子のせいでしょうか?
四季のある環境の中で、日々感謝しながら暮らしてきた先人たち。
現代人の私たちも、そんな遺伝子があることを意識して、自然と共に暮らしていけたらと、
切に願うものであります。
(地球大好き由来乃山ユキーノの宗教観でもあります)
あなたの暮らしが、日々、小さな幸せと自然のカミサマと共に
豊かでありますように☆\(^^)/☆